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「今再び彼等がここに集う理由」《TATSUO×PINO×REI×SETO》スペシャルインタビュー

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2010年より舞台公演、クラブでのイベント出演、TV出演などを多数重ね、2013年11月には踊心シアタ-にて初の単独公演を開催。今年8月にはオランダ アムステルダム発祥の唯一無二なバトルイベント「Summer Dance Forever-Nights at the Theatre」に日本を代表するパフォーマーとして招聘された。  

日本から海外へ。感じた舞台の違い

Q:オランダでのパフォーマンスはどうだった?

 

SETO 客席からのリアクションが返って来たから楽しかったですね! 最後はスタンディングオベーションが起きたしねー。

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TATSUO 和楽器とのコラボパフォーマンスは色々あると思うけど、あとは「質」。 今回のオランダは「質」を評価されたんじゃないかと思いますね。

田中 新しい体験になったんだね。 もしかして日本人より反応が良かった!?

SETO 日本人のお客さんにもあんな風に乗って見て欲しいですね。 今回の単独公演はぜひお酒を飲みながら楽しんでもらいたい。

田中 そうだね。 今回のマウントレーニアホールではそれが実現するね!

TATSUO 照明も全然違った。 吊ってある機材や吊ってある場所はとてもセンスがあってかっこいいんだよね。 日本の照明スタッフさんには技術がある。 今後日本人スタッフが現地に行けたらベストですね~。

田中 テクニカルも日本は優れているよね。 だからスタッフも含めて日本人で世界ツアーしたいね。 音響も照明も全て合わせて作品だよね。 

新たな挑戦へ…さらに進化したSNAZZYを!

Q:この夏、オランダでこういう体験をしてきて、今回の単独公演をどうしていきたいと思った?

SETO 今までの5年間をもちろん根源にしていきたい。5年間で仲間意識ができてきたから、みんなでエンターテインメントしていきたいですね。 新たなネタも仕込んでいきたいと思っています。

田中 新しい一面が見れるんだね!

REI 和楽器とのコラボをもっと見せたいし、ダンスだけではないエンターテインメントとして新たな挑戦をしてみたいですね。

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SETO REIがベース弾くとかね!

田中 それ、どのベーシストよりもかっこいいパフォーマンスになっちゃうよね! ダンサーがミュージシャンになったらどんなにかっこいいだろう?? 相当かっこいいよね。

REI 動きで表現できるっていうのは強いですよね。

田中 PINOにとってはどんな挑戦??

PINO 和楽器なんで、和の感じのアプローチを大事にしたい。 和太鼓、三味線が鳴ると感覚が変わるんですよね。 ダンスが変わる。

SETO PINO×RONⅡやらせたいよね~

PINO 音数がもっと欲しいんですよ。 どうやったら増やせるのか実験していきたいですね。

TATSUO メンバー全員が相手の世界を尊重しつつ進化させようと思える人たちだから、演奏の人たちとも相談しつつ新しいものを作りだせる法則が見えて来ました!

田中 呼吸があってきた!

SETO 楽器隊との呼吸が出て来たし、楽器隊も自分を出して来てるよね! 三味線の音なんか”洋”に寄って来た気がする。

田中 信頼関係が増してきたから、個性を出せるようになって来たんだね。

TATSUO SNAZZY DOGSは魂があるから海外でウケるよなって思っていたら実際そうだった。 その後がセンスだよね!やることに絶対に行けるって自信がありますね。

互いに尊敬、成長しあえるメンバー

Q:ンバーにとってSNAZZY DOGSとはどんな場所 ?

REI 新しいもの。 和楽器とのコラボにより、いつもにない感覚を得られる場所。

田中 REIくんのDNAの中にも日本があると思うけれど、やっぱり血が騒ぐ~みたいのあるの?

REI 祭りいきたいな~って思いますよ! SNAZZY DOGSも年に一度の盆踊りみたいな感じです。

PINO 特別視はしてないけれど、SETOさんからのオファーによりもらえた有難い場所。 普通の作品を作り上げていくのとちょっと違う。

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田中 PINOはバトルの時もパフォーマンスの時も自然 体に見えるけれど…

PINO 根本は変わらないです。 でもアプローチや、自分の在り方が全然違う。 SNAZZY DOGSは音から作れるというのが大きい。音楽隊も素晴らしいし、ダンサー側に寄せてくれる。 じゃないと続かないと思います。

TATSUO 僕は生音が大好きだから、大好物の時間。楽器の人と同じ空間でエネルギーをぶつけあえることが楽しみで仕方ないし、それがお客さんに伝わってるのがわかる。 音から作っていく作業ができる場所はなかなかないから、どこにもないものを確立したいし、SNAZZY DOGSは違うからね~って言えるものを創っていきたい。

田中 個々が本物で、役割、間合いがわかってる人間たちだから、大好物の時間がそれぞれをさらに成長させてくれているんだね。

SETO 上げてもらえる人たち。 長く続けるのが一番難しいけれど、楽しんで作れる大切な空間。 年一回でもSNAZZY DOGSをずーっと続けたい。 自分も楽しいし、メンバーから刺激をもらい自分も成長したいですからね。

TATSUO いろんな世界が広がっていったらいいな~。マンネリ化させないために進化できる団体でありたい。 行く行くは若手入れたりね!

田中 最後に今回のパフォーマンスを楽しみにしてくれている皆さんに一言。

SETO 進化を見て欲しいです。 挑戦しています!

PINO セトジャパンですね~! 笑

多くのダンスパフォーマンスが録音音源で行われる中、「生音」でのLIVEを基本とし、パフォーマーも観客も常に新鮮で、緊張感、一体感のあるパフォーマンスを目指してきたSNAZZY DOGS。 ダンスの歴史や背景までをも追求し、トップに君臨するダンサー達が新たなる道に挑戦し、それを楽しく見せていくことはダンスカルチャー全体の発展となるだろう。 オランダ凱旋から『DANCE DANCE ASIA』への出演、今回の単独公演と、今、乗りに乗っているSNAZZY DOGS。 この場でしか出会えない奇跡的な感動。「必見!!」

Photo 鎌倉有希(DANCE WORKS) Interviewer 田中浩司 / Text 浦野光世(踊心)

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date : 2016.12.15
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