「珍しいキノコ舞踊団」解散!!
「珍しいキノコ舞踊団」30年間の活動に終止符
コンテンポラリーダンス界の第一人者である伊藤千枝子さんが30年にわたり率いてきたダンスカンパニー「珍しいキノコ舞踊団」が解散を発表しました。
長い間新作の発表も行っておらず、平成の終わりと同時に一旦幕を下ろし、区切りを付けようということのようです。
ホームページでは「やりたくなったらまたやります!!」と、未定ではあるものの再結成の意思もみせており、ネガティブな意味での解散と言うより、無期限の活動休止というニュアンスです。
伊藤千枝子さんも振り付け家、ダンサー、演出家として活動を続けていくようなので、パワーアップした「珍しいキノコ舞踊団」が見られるかも知れませんね。
「珍しいキノコ舞踊団」の活躍
「珍しいキノコ舞踊団」は1989年に結成されてから、ジャンルを超えた様々な作品を世に送り出してきました。
海外での活動も行っており、代表作「フリル(ミニ)」ではフランス・アヴィニヨン演劇フェスティバルにも出演する他、アメリカインドネシアなどのイベントにも招待されています。
また、パフォーマンスだけでなく、大手企業のコマーシャルやPV、テレビ番組などでの振り付けも数多く行ってきました。
団長伊藤千枝子さんのプロフィール
2019年伊藤千枝子に改名
1989年、日本大学芸術学部在学中に珍しいキノコ舞踊団を結成。 以降全作品の演出・振付・構成を担当。作品発表のほか、映画、映像作品、演劇への振付、出演、他のアーティストとのコラボレーションなど、その活動は多岐にわたる。 2003年、フィリップ・ドゥクフレ「IRIS」に演出アシスタントとして参加。2003年~2004年、NHK教育番組「ドレミノテレビ」、2007年、映画「めがね」(荻上直子監督)、UA「黄金の緑」などの振付を担当。2005年より桜美林大学の非常勤講師を務める。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
珍しいキノコ舞踊団ホームページ
http://www.strangekinoko.com/en