注目度ナンバーワン! この夏を熱くするART DANCAE TRIBEって?
渋谷のDANCE WORKSでは、毎年ART DANCAE TRIBEという大規模な発表会が開催されています。
今年2019年でなんと22回目を迎えるんだそう。毎回、総合演出を担当するダンサーが選ばれ、内容も演出もそれぞれに違うステージが見られるのが大きな特徴。
経験者専門スタジオというだけあり、そのレベルもかなり高いものとなっているそうです。
そんなDANCE WORKSの2019年ART DANCAE TRIBEの演出を務めるのは、シルク・ドゥ・ソレイユでも活躍し、近年では「ダンス劇」というジャンルを確立し、多方面で活躍をしている熊谷拓明氏。これまでとはまたひと味違う舞台が見られるのでは!?と話題となっています!
そんな熊谷氏と、昨年のART DANCAE TRIBE「サぷライぶ」の演出を務めたakihic☆彡氏による対談が実現!!
DANCE WORKS主催によるその対談内容を、ダンプレでも特別公開します!!
発表会の話はもちろん、それぞれの作品作りに対する想い、クラスの話までかなり濃いその内容は、ダンサーのみならず、ダンスが好きな人なら必見です! ぜひ、チェックしてみてくださいね。
DANCE WORKSオフィシャルHP
DANCE WORKS真夏の大発表会ART DANCE TRIBE vol.22情報解禁!!出演者募集スタート!!
◉写真&Interview:笠井優香(DANCE WORKS)
発表会を演出するその思いとは??
スタッフ(以下ス):お二人の対談を始めさせて頂きますね!
一同:宜しくお願いします!
akihic☆彡(以下a):akihic☆彡です。
熊谷拓明(以下熊):どうも、熊谷拓明です。
◆まず初めに、akihic☆彡さんに伺います。去年発表会を演出した感想を教えてください。
a:今までDANCE WORKSの発表会に携わってきて、もう8回くらいかな?
結構出させて頂いているんですけど、いろんな演出をやってる方達をみてきて、すごい大変そうだなっていうイメージが自分の中では強かったんですけど、僕は全然大変じゃなくて、むしろすごい楽しく、やりたいことをやらせてもらいました。やってよかったと思いました。
いい経験にもなったし、人前に立つことが好きで、喋ることも好きなので、自分が好きなことを存分にできた印象です。
そして、それを意外と生徒さんとかにも共感してもらって、先生方にも助けてもらったりとか、なんかこうみんながまた違った意味で一つになれた発表会だったなあって。
これは自分にしかできないんじゃないかなっていう風にすごく思えて、自分の中ではいい発表会でした。
ス:ありがとうございます!
昨年、akihic☆彡さんが総合演出を務めたART DANCAE TRIBE「サプライぶ」。
◆では、熊さん今年の演出を引き受けた率直なお気持ちを教えてください。
(※熊谷氏は、愛称で熊さんと呼ばれています)
熊:率直なお気持ちですか? まあ、ことの流れはスタッフの方からお電話頂いて、「私の気持ちを熊さんに伝えさせてください」と言われたので、「そうですか、どうしました?」と言ったら「黒須先生が今年の演出は熊ちゃんがいいんじゃないかって言ってるんです」と。
いや、それ自分の気持ちじゃないじゃないか!と思ったけど(笑)、それは黒須さんの気持ちだね、と。(笑)
そんな冗談もありながらも、僕は発表会に全然参加してなかったというか、松田尚子さんの時(2017年MUSUBI)は、作品は出さないで、「ただ皆さんの前で大量のおにぎりを食ってくれ」と言われて、それはまあやりますよと引き受けたんですよ。
あの発表会も久々に参加して、去年の「サプライぶ」は観にいったんですが、発表会に自分が参加するって全然思わないで観てましたね。
去年の発表会を観た感想は、生活の中にすごくダンスがある人が演出してるのっておもしろいなあと思って。
さっき言ってたように、喋るのも人前に立つのも好きっていうakihic☆彡くんが、自分の中ではダンスが大きな部分を占めているんだとは思うけど、いろんなことをやってたでしょ。なんていうか、ダンスに特化しないで、というか。
「僕だから」って言ってたように、ダンスの発表会だからっていうことじゃなくて、その人ができる色々なことっていうのが観れたような気がして、それが僕はすごく面白いなあと思ってみていて、今度からだんだんこういう風に演出っていうのがなっていくんだったら…、大変だなあ…っていう風に思ってて…。
一同:爆笑
a:逆に?! 笑
熊:色々可能性が広がると、それはそれで大変だよなって思って(笑)。
SHUNさんもセリフを使ったりしていたし、今までの演出の方も、色々なことで皆さん大変そうだったんだけど、今度は違うレベルの大変そうっていうか、というのもそれは、akihic☆彡くんが楽しそうだったからね。
こうやって楽しみながら、色々なことをできるパワーを持った人が演出をやり始めると、次とかまた大変なんだろうなって、人ごとみたいに思ってたっていう。
それが、僕か!!(笑)と。
ス:まさかのオファーだったということですね(笑)でも引き受けて頂いて、ありがとうございます!
熊:はい。でもなんかどっかで思ったの。頼まれる内が華だな、と思って(笑)
a:そうですよね、本当にその通りだと思います。
熊:演出を引き受けるかどうか考えることはあったけど、それはスケジュールのこととかで、あとは別に断る理由はないな、と思って引き受けました。
ス:ありがとうございます!!