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360°バレエ?!客席がダンサーを取り囲む、刺激的なバレエ公演『DAIFUKU vol.1』イベントレポ

「360°客席がステージを取り囲む舞台で踊るクラシックバレエ」という、国内でも珍しいコンセプトのバレエイベントが、2016年11月26(土)27(日)、横浜・THE HALL YOKOHAMAにて「DAIFUKU vol.01」として3公演開催。
クラシックバレエファンに新しい刺激と感動をもたらしました。

_54A8651全方向を意識したフォーメーションがキレイ!

第一部、クラシックバレエの名作、チャイコフスキー作曲の「くるみ割り人形」から「snow(雪の精)」で幕を開けた『360°Nutcrucker』は、クラシックバレエの舞台を一度見た事がある人なら驚愕するほど客席とステージが近く、ダンサーの息遣いや呼吸までも感じられる様な臨場感溢れる作品。

振付・演出の大和雅美(新国立劇場バレエ団登録ダンサー/ファーストアーティスト)は、「普通のクラシックバレエは180°=正面からしか見ないが、今回の舞台は360°、更に上からも見られるという、ダンサーには隙が無く、とても大変な舞台。至近距離なので、ダンサーが横切ると風が吹くのも感じられるのを楽しんでもらえたら」とコメント。

大和先生-776x1024演出・振付 大和雅美

晴れやかな表情で所せましとステップを踏む24人の女性ダンサーは、くるみ割り人形という作品が持つ可愛らしさや華やかさを十二分に表現し、客席を魅了しました。

「arab」では中東のアラビアの国を表現する妖艶な音楽とセクシーな衣装に客席は釘付け。「脚笛の踊り」では、5人のダンサーの完璧なユニゾンとテクニックを披露し、クライマックスの「flower(花のワルツ)」では花が徐々に咲いていく様子を360°ならではのステージで表現しました。

バルコニー席で見ていた観客は「普段のクラシックバレエの舞台では見られない上からの角度で見ることができて良かった。複雑なフォーメーションの移動の時に、ダンサー同士呼吸や間を合わせながら、難しいステップを踏みながら移動しているのがわかって、バレエを見る目が変わったと思う」と話していました。

_54A9774360°Nutscracker 「arab」

第二部は新国立劇場バレエ団シーズン契約ダンサー(ファーストソリスト)の福田圭吾による新制作『REFLECTS(リフレクツ)』。反射というタイトルのこの作品を振り付けた福田圭吾は「360°の舞台はダンサーの立場でも経験がなく、振付ももちろん初めて」と語る。五月女遥(新国立劇場バレエ団)・池田武志(新国立劇場バレエ団)・宇賀大将(新国立劇場バレエ団)の3人のダンサーの多彩な身体表現が客席を含む会場全てに文字通り反射して、美しく大胆。現代美術のインスタレーションさながら、見る人に様々な感覚をもたらす作品となりました。

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REFRECTSより

DAIFUKUは2回目の公演のリハーサル真っ最中。次回公演は渋谷「さくらホール」にて、バレエとJAZZトリオの生演奏での開催とのこと。

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DAIFUKU vol.2「Tri(y)」トライ 

大和雅美[演出/振付]
福田圭吾[演出/振付]
兵頭佐和子[作曲/ピアノ]

演奏/加納樹麻 (ドラム) 早川哲也 (ベース)
ダンサー/
池田武志 宇賀大将 宇野澤寛子 小野寺雄 川口藍 五月女遥 坂東祐子(バー・アスティエ) 
阿部美絵・海老根ひとみ・岡村弥玖・高橋里奈・寺嶋麻衣・新倉さやか・新澤美帆・原田奈津子・松平紫月

チケット情報
・日時:2017年3月20日(月・祝) 15:30開場 16:00開演
・場所:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール
・料金:全席指定 S席4,800円 A席3,800円 B席3,000円

http://www.angel-r.jp/event/event-news/10695

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