ダンスニュースメディアサイト

有名ダンサーが教える!もっと踊りやすくなるウォーミングアップ

記事「有名ダンサーが教える!もっと踊りやすくなるウォーミングアップ」の画像

本番やレッスンなどで踊り始める時にまず行うのがウォーミングアップ。ストレッチやアイソレーション、筋トレなど様々な方法がありますが、何が最適かわからない、実際に何をすればいいのかわからない、そんな方に、有名ダンサーが教える“もっと踊りやすくなるウォーミングアップ”を、オンラインダンススタジオ”ARTIST”協力の元、ご紹介していきます。

今回は4名のジャズダンサーの先生方が実際にレッスンで取り入れているウォーミングアップを紹介していきます。

まずウォーミングアップとは?

ウォーミングアップとは運動前に行う準備のことです。怪我の防止だけでなくパフォーマンス能力を最大限引き出すために行なっていきます。ダンスにおけるウォーミングアップはクラシックバレエやジャズダンス、ヒップホップなど踊りのジャンルに合わせて目的別に行うことが多いです。まず何をすればいいかわからない方は、ご自身が踊りたいダンスに合わせて、必要な箇所のストレッチやトレーニングをメインで行なっていくと、より可動域が広がって踊りやすくなりますよ。

何を着ればいい?

ストレッチなども組み合わせて行なっていくため、動きやすく体の可動域を最大限に出せるものが良いかと思います。足首や指先も動かすことが多いため基本的には靴を履く前に裸足や靴下で行うことが多いです。

kosuke

Jazz danceを主軸とし、繊細且つしなやかな表現に重きを置く。
現在では AkanecchiionaKosukeRen Konno4人で編成されたダンスチーム“Alternative”に所属し、ジャンルに囚われず様々なスタイルを経験し活動に活かしている。
米津玄師、星野源、郷ひろみ、DISH//、與真司郎(AAA)、湘南乃風、三浦春馬、その他様々なアーティストのLIVEMVTVバックダンサーを経験する。 
また、舞台出演やブランドとのコラボレーション企画にも出演する等、活動の幅を広げている。
様々なスタイルを学び、ジャンルに囚われない表現を追求している。

Kosuke先生のウォーミングアップでは体をほぐす、ストレッチ、基礎作り、と大きく3つに分けて進んでいきます。体の内側からじっくりと伸ばすことを意識して、実際に踊った時に自分の体が最大限伸ばせるように意識して行なうとより効果が実感できます。

八子真寿美

立教大学在学中にダンスと出会う。
ホリプロミュージカル「ピーターパン」を初め 様々な舞台、ミュージカルに出演。
「サンリオピューロランド」「レオマワールド」などでテーマパークダンサーを経験。TVCMやアーティストライブに出演。川崎悦子 、夏まゆみ 、新上裕也プロデュース公演多数参加。
また役者として芝居もこなすマルチな顔を持つ。自身  構成/演出/振付によるダンス公演を行いドラマティックかつ人の心に寄り添いながらも気持ちを揺さぶるその世界観にリピーターも多く大好評を得る。 
伝わる・理解できるまでとことん向き合ってくれるインストラクターであり見る人、会う人をいつも晴れやかな気持ちにしてくれる不思議な魅力を持つ。多数の現場での指導や振付 またトレーニングによって培われた指導力には「説明がとても分かりやすい」 と定評がある。 BASIピラティス認定資格 、一般社団法人胴体トレーニング協会認定指導員資格所持。
「棗田式胴体トレーニング」を用いたトレーニングクラス「八子道場」を開講。

八子先生のウォーミングアップでは無理に力まずに体をほぐしていくことが大切です。
なるべく手足を使わず胴体を動かしてあげると、ボディが整ってしっかりと地面が踏めるようになります。地面の踏みはジャズダンスにおいてとても大切なので是非行なってみてください。

松田尚子

ダンサー・振付師・インストラクター。小粒でもぴりりと辛い。小さな肉体が持つ並外れた身体性で、時に強靭に、時に繊細に、幅広い世界観を創り出すマルチなダンサー。
プレーヤーとして、様々な舞台に出演する他、クラス展開・自己の作品創りにも力を注ぐ。
あらゆるジャンルを経験した彼女ならではの、独創的な踊り・振付には定評がある。

松田先生のウォーミングアップでは、ほぐす、のばす、まとめるの3段階に分けて進んでいきます。この順番を間違えると踊るための体が出来上がりません。ウォーミングアップで大切なのは見えてる形を整えるのではなくて、骨に直接アプローチすること、自分自身でどこの骨を動かしているのか意識することが大切です。

久次亜希子

バレエを5歳から、ジャズダンスを16歳から始める。
高校を卒業後、国内にいながら数々のアメリカ人講師のクラスを受け続け、1995年渡米。
LAでも様々なクラスを受け、経験と知識を増やす。
帰国後は作品作りと並行して関東だけにとどまらず、関西の専門学校などでもダンサーの育成に努める。

ジャズダンスのウォームアップはバレエを基礎として、ホートンテクニックなどのモダンの要素も取り入れ良くできています。また、バーを使ってのウォーミングアップで体の使い方や立ち方の修正を行うことでスキルアップにも繋がります。
※ホートンテクニックとは、レスターホートン(Lester Horton)が創ったモダンダンスのテクニックの一つです。

最後に

いかがでしたでしょうか?
気になるレッスンはありましたか?ダンスを上達させる上でウォーミングアップはとても重要なプロセスです。踊るための身体を準備しないで挑むと怪我をしたり、最大限のパフォーマンスが発揮できずに上達しません。自分の身体と向き合い一手間をかけてあげることで、レッスンの質や本番でのスキルもアップしますので、是非やってみてくださいね。

ウォーミングアップをフルで見たい方はこちら

ARTIST DANCE STUDIOでは今回ご紹介させていただいた先生方のウォーミングアップクラスの動画をフルで配信しています。
また今回はジャズダンスでのウォーミングアップをご紹介させていただきましたが、様々なジャンルにおける基礎から応用までのレッスンをご自宅やスタジオで受講していただけます。
100名以上のインストラクターによるオンラインレッスンが月額2980円で見放題!!
振付、基礎、バーレッスン、コンディショニング、映像作品など様々なコンテンツを600本以上ご用意しております。

ダンプレバナー

category :
tag :
date : 2021.12.14
share :
TOP