振動でダンスを踊る? ダンスをもっと楽しめる新ツールが誕生!
振動で音を感じる新システム誕生!
2018年4月28・29日に幕張メッセで開催され、動員数16万人超えと、過去7年間の最高動員数を更新した「ニコニコ超会議2018」。
日本電信電話株式会社は、NTTブース「NTT超未来大都会 – NTT Ultra Future Peta City」を出展し、最先端の技術の研究成果のデモンストレーションやイベントの1つとして行われたのが、耳の聞こえないダンサーが音楽に合わせた振動で踊るというもの。
「Sync-pulse 振動で踊ってみた」と名付けられたそのプロジェクトは、ウェアラブル(※)のデバイスにより音楽に呼応した振動信号を体感するという、ダンスに特化した全く新
※身につけて持ち運べるコンピューターのこと
Sync-pulseシステムの説明をしよう。
音楽に合わせて設定された振動が、「非可聴音」(人には聞こえない周波数の音)を通して信号としてダンサーの持つスマートフォンに送られる。そのスマートフォンと接続されたデバイスをダンサーが体に身につけることによって、振動を感じとることができ、振動によってここの音でアクセントを取るといったことがわかる仕組みだ。
音楽に合わせて踊るために作られた振動は、リズムを強調したり、振りやメロディに合わせて作ることもできる。同じデバイスをつけて複数人が同時に振動信号を受け取れるため、聴覚障害者でも音に合わせて団体でのダンスが可能だ。
Sync-pulse を使って実際に踊ってみた!!
ダンスはもっと楽しく、もっと自由に! 誰もが楽しめるものに!
ダンスは、誰だって楽しむことができる。 でも、このSync-pulseの“振動”という新しい手段が、ダンスをより楽しむための新たなツールとなっていくかもしれない。
そうすれば、より多くの人にとってダンスはもっと身近なものになるだろう。
誰もがもっと自由に楽しみ、表現し、そしてそれをみんなで一緒に楽しむことができるものに。Sync-pulseがきっと届けてくれるであろうそんな未来を心待ちにしている。
「Sync–pulse 振動で踊ってみた」プロジェクト
企画:渡邊淳司 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
ダンサー:鹿子澤拳
プロジェクト・インタープリター:和田夏実
触覚デザイナー:鈴木理絵子
触覚制作ディレクター:鈴木泰博 (名古屋大学 情報学部)
ウェラブル技術協力:吉田知史 (of Sheep inc.)
運営協力:野口綾子
非可聴音通信技術協力:エヴィクサー株式会社
システム開発協力:株式会社カタリナ
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tag : | タグ: Sync-pulseシステム, 鹿子澤拳, ニコニコ超会議2018, ダンス, DANCE |
date : | 2018.05.22 |
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