ダンスに欠かせない音楽!ヒップホップの厳選10曲
欠かすことのできない重要要素・音楽
ダンスを踊る上で欠かすことのできないものに音楽があります。とくに最近、キッズから高齢者まで、幅広く挑戦する人が増え、スクールも増加している人気のヒップホップダンスでは、どんな曲を選択するかが大きなポイントになります。
それはヒップホップが、そもそもラップを中心とした音楽(MC,DJ)と跳躍のあるダンス(ブレイキン)、エアロゾールアートとも呼ばれる路上アートのグラフィティを重要な四大要素とする複合文化で、ファッションやアート、生き方・哲学までをカバーするジャンルを超越した創造的活動だからということとも深く関係しているでしょう。
ちょっと難しい話になりましたが、まずは音楽を体全身で感じることが大切ということ!ダンスの上達も、お気に入りの音楽が響かせるビートにのって楽しく、日々続けられてこそ叶うというものです。
そこで今回は、ヒップホップダンスにおすすめの定番曲といえる名曲を厳選して10曲、ご紹介します♪これまであまり触れる機会のなかった音楽に刺激を受けて、ダンスに目覚める方もあるかもしれません。もちろん、すでにヒップホップダンスを始めていて、練習に使う曲を探されている方にもお勧めしたいプレイリストです。
ささやかな解説を付けておきましたので、そちらも参考に、ぜひお気に入りの曲を見つけてください!
耳なじみの良い曲、練習に最適な曲
まず、お勧めするのはBobby Brownの『Every Little Step』です。
シンプルではっきりとしたビートと甘い声で、魅力たっぷり、ミュージックビデオのダンスもとてもホットで見所があります。ランニングマンやロジャーラビットなど、基本リズムを刻むステップとの相性が非常によく、繰り返し流しても疲れない耳なじみの良さがありますから、初心者のヒップホップダンス練習にも向きそうですね。
次に挙げるのはJessie JとDe La Soulによる『seal me with a kiss』です。こちらはかなりスタンダードなナンバーなので、耳にしたことがある方も多いかもしれません。たとえ初めて聞いたという方でも、すぐにのれる親しみやすさもこの曲の特徴です。キャッチーなメロディーライン、体の動きを深部から誘発するような強いリズム感、まさに踊りたくなる1曲ですね。万人向けの雰囲気がありながら、高感度なおしゃれさもアクセントになっているところが魅力的!ソウルフルでオーラあふれるUKのシンガーソングライター、Jessie Jの歌声は言うまでもなく素敵です!
ヒップホップとラップを語るなら、SUGARHILL GANGの『Rapper’s Delight』抜きには進めません。 これをヒップホップの起源、ラップという手法の確立といってよい名曲で、とても有名な重要楽曲です。冒頭部分などは聞いたことがあると思う方もあるのではないでしょうか。ブロック・パーティーに始まるヒップホップダンスの歴史を知り、感じ、心から音楽と踊りを楽しむ――そのためにぜひチェックしておきたい定番、元祖パーティーミュージックです。
クールに、格好良く!
ディープなヒップホップ文化を体験できるものとしては、Dr Dreの『The Next Episode』もお勧めしたい曲です。Dr Dreはプロデューサーにしてラッパー、現在のヒップホップ界で最も成功したキング・アーティストといえる存在で、ぜひ知っておきたい人物ですし、この『The Next Episode』は人気も高い彼の大ヒット曲のひとつでしょう。
冒頭のdadadadada・・・から、一気にその独特な世界観に引き込まれること間違いなし!テンポは緩めですが、緊張感のあるサウンドが広がり、シンセサイザーの印象的な旋律も効果的に響きます。ブラックにアンダーグラウンドで成熟していく文化の味わい、厚み、ヒップホップ哲学が結集された名曲となっているので、早い段階で出会っておくと、ダンスの表現創作にも確実に生きてくる基礎地盤を形成できるでしょう。
Dr Dreが自分の新作向けに制作していた楽曲を提供した、50 Centの『In Da Club』を次にはお勧めします。2003年に歴史的ヒットとなった楽曲で、ニヒルかつクールな雰囲気がとにかく格好いい!今もなお、ニューヨークのクラブでこのナンバーが流れると、格段に盛り上がる1曲として知られています。耳に残るリズムバックトラック、その中毒性のある独特さ、人を虜にするようなビートと音楽の混交は、聞いていると自然に体も動き出すスタイルなので、どんな人もノリやすく踊りやすいのではないでしょうか。
おしゃれさ重視なら、LIL MAMAの『Lip Gloss』を挙げておきたいですね。リズミカルなCLIPSE路線のビートにSALT-N-PEAPEA的なフックを融合させた、現代的ミックスが特徴といえるこの曲は、クールでほどよく甘く、スタイリッシュでノリが良い仕上がりになっています。
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超有名アーティストの楽曲も!シーンを感じノっていこう!
Pitbullの『Give me everything』もぜひお勧めしておきたい曲です。“マイアミの盛り上げ隊長”という異名をもったPitbullと、日本でも高い人気を誇るNe-yoがコラボレーションした作品で、心地よいサウンドとリズム感が印象的です。エッジの効いたノリだけでなく、甘さとセクシーさも楽しめて、これに合わせて表現していけば、踊りの幅もぐっと広がりそうですね。
豪華なコラボレーションといえば、JAY ZとAlicia Keysの『Empire state of mind』もぜひチェックしてみてください。
Aliciaの伸びやかで豊かなヴォイス、JAY Zの天才的ラップのミックスはこの上なく豪華で秀逸、まさにアメリカ、まさにNYの世界観を感じることのできる名曲です。きらびやかな街、全てを包み込んでいくシティ、人々の多種多様なさま。誰もがひとつになって盛り上がることができる雰囲気は、いつ聞いても魅了されます。不屈の精神と愛があふれ出すこの曲は、きっとあなたのお気に入りの1曲にもなるでしょう。
現在はFergie Duhamelと改称したFergieの『London Bridge』も定番としてお勧めです。超有名ヒップホップグループ・Black Eyed Peasの女性ボーカリスト、Fergieの代表的楽曲で、リリース直後から人気に火がつき、ファーギー旋風を巻き起こしました。London London London・・・とリズミックに刻まれる箇所などは、とても印象的ですね。
大ヒット曲としてさまざまなところで流されているナンバーですから、どこかで聞いたことがあると感じられるかもしれません。強いリズムビートと限られた音数、太いホーンによる厚みのあるサウンドで形成されているので、初心者でも格好良くノれ、踊ることが楽しくなっていくような曲でもあります。
最後にいわずとしれた世界の歌姫、MADONNAの『4 Minutes(feat. Justin Timberlake & Timbaland)』を挙げておきましょう。こちらも誰もが知る名アーティストがそろった豪華タッグの1曲ですね。男女を問わず踊りやすい雰囲気のダンスポップチューンで、クールに、セクシーに、アーバンヒップホップとして楽しめる音楽になっています。ブラックミュージックとエレクトロポップを融合したようなスタイルがあり、ちょっと大人のヒップホップ、新しいサウンド感も味わえるでしょう。
時を刻む“時計”をイメージしたticktock ticktock・・・という刻み、ホーン、ブラスによって音階のように繰り返し上昇していく響きとして表れたリフなど、印象的パーツがどれもシンプルなようで、とても洗練されています。YouTubeにアップされた公式MVには、日本のアニメーションダンス・パイオニアとして知られるはむつんサーブも出演しました。さらにあの人気ドラマ『glee』でも楽曲採用され、エネルギッシュでノリノリのパフォーマンスが披露されていましたから、そうした話題性のあるところから、すでにこの音楽とダンスに触れている方もあるかもしれません。
いかがでしたか。正直なところ10曲に絞り込むのは大変で、定番曲、名曲といえる音楽はまだまだたくさんありますから、ぜひこれを機にいろいろなタイプの曲に触れてみてください。とにかく楽しくて踊りたくなる曲、こんなシーン・感情にはこんな曲と、お気に入りのリストが充実してくると、ダンスライフもさらに豊かになること間違いなしです♪
(画像は写真素材 足成より)
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tag : | タグ: DANCEMUSIC, HIPHOP, DANCE |
date : | 2018.12.07 |
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