「緑のテーブル」のアンコール公演&関連イベントが開催決定!戦争と戦うバレエとは?
スターダンサーズ・バレエ団では、ドイツ出身の振付家クルト・ヨースが手がけ「反戦バレエ」と称される歴史的傑作『緑のテーブル』を2020年3月に東京芸術劇場プレイハウスにて再演されることが決定しました。
ピナ・バウシュの師として知られるクルト・ヨースが振付を手がけた不朽の名作「緑のテーブル」。
平和会議のモチーフという“緑のテーブル”が置かれた国際会議のシーンに始まる本作は、身勝手な指導者たちの衝突と、戦争を利用する者の暗躍、それに振り回される兵士やその家族の葛藤を描く風刺劇。
シンプルなステージながら、2台のピアノによる迫力の生演奏と細部までこだわり抜いた構成により、観る人の感性を強く揺さぶり記憶に刻み込む衝撃の35分間です。
厳格な振付指導や細かな上演条件が決められているため、上演しているカンパニーやその上演回数も実は驚くほどに少ないことをご存知でしょうか。
日本で唯一『緑のテーブル』をレパートリーに有するスターダンサーズ・バレエ団では、2019年3月に開催した同団公演「Dance Speaks -ダンスは何を語るのか。-」において本作を14年ぶりに再演し、最終公演ではチケットが完売。再演を望む声が続々と届いたことから、2020年3月のアンコール公演の開催が決定いたしました。
近年の日本での上演は、2019年の前が2005年、その前が1994年と十数年に一度に留まっているとのこと。
この機会に劇場に足を運んでみてはいかがだろうか。
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