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ストイックに自らを追い込み、 常に進化し続ける スキルフルダンサー、西川卓にインタビュー!

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” 洗練された肉体美と、息をのむ程に鍛え上げられた機能美が融合するジャズダンサー ” 西川卓。踊りだけで誰もが納得する「ダンス力」は群を抜く。優しい声色からは想像が出来ないほど自分に厳しく、ストイックに追い込む様子を何度も目にしてきた。

そんな西川卓に渋谷のダンススタジオDANCE WORKSに協力いただきダンプレで独占インタビュー!!

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プロフィール

2003年〜2006年まで名倉ジャズダンススタジオカンパニーメンバーとてスタジオ内外の公演に参加。 2007年より青山ダンシングスクエアにて、新上裕也のクラスアシスタントを務める。 2008年からフリーとなり、ジャズ・バレエ・コンテンポラリーとジャンルを越えて、舞台やクラブ、近年ではメディアの方面など幅広く活動中。(https://danceworks.jp/instructor/profile/nishikawasuguru_36/


ダンサーとして常日ごろ心がけていること

昔も今も変わらないんですが、ダンスが好きだから、ず~っと踊っていたいんですよね。 将来の目標とか聞かれることもあるんですが、自分を狭めたくないので特にゴールを決めていません。 アップテンポの音とか、自分にも表現できないことがあるので、身体のボキャブラリーを増やしたくて時間が空いたらレッスンを受けるようにしてます。

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なぜ様々なジャンル、レッスンを受けるのか

受け持つレッスンはBALLETとJAZZですが、生徒としてPOPやHOUSE、CONTEMPORARYと幅広く受講していらっしゃいますよね。どうしてでしょうか?

何でレッスンを受けるかって、本当に単純なんですけど「出来ないから受ける」それだけなんです。 ダンサーはステージの上が最も輝くべき場所なので、稽古場ではどんどんカッコ悪い所を見せて良いと思います。 だから、ここでは先生という立場ですが、出来なくても恥ずかしい思いとかは全然ないので、気になったらまずは受けてみる! そんなスタンスです。 あと、心がけてることに戻りますが、ダンサーにとって「見る目」ってすごく重要で、いろいろなダンス公演にも行くようにしてます。

特にプレジャーガレージグループ(DANCE WORKS, Rei Dance Collection, Angel R)の公演は、バラエティに富んでるのでよく拝見してるのですが、自分が知らない世界に対して、ものすごく興味が湧くんですよね。 CONTEMPORARYの作品などを観てて、このおいしい音をなんで拾わないの!? と疑問に思うことがあるんですが、絶対聞こえてないわけじゃないから、なにを意図して作品を作っているのか、その答えを求めて異ジャンルのレッスンに参加するときもあります。

最近、そのダンスの本質を知らずに? 理解しようとせずにレッスンを受けている人が増えたように感じます。 バレエを受けに来てても、バレエの知識がまったく無かったり、何も考えずに体を動かしていたり… それだと勿体ないんですよね、せっかく受けに来ても。 バレエの舞台を観れば、普段レッスンでやっていることがどういう表現に繋がっていくかとか、もっと客観的に観ることが出来ます。 そこで自分のポジションが分かり、自分の踊りに足りていないものに気づくと思うんです。

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レッスンは週にどれぐらい受けてるの?

バレエだけで、週に7本ぐらいですかね。 それ以外のジャンルも含めると、リハーサルとかが無ければ多くて15本ぐらいは受けてます。

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レッスンで大事にしてること

先生にとっては複数の生徒さんかもしれませんが、生徒さんにとっては先生はたった一人なので、不特定多数の人を相手にやってる感覚は無くて、一人ひとりと向き合うよう心がけています。 だからか、気になる部分があると細かいことまでどんどん指摘しちゃうんですよね。 たまに自分は姑か!って思うときがあります(笑) あとは必ず自分がフルアウトで踊って見せるようにしています。 そこ(=踊り)に一番説得力がなければ先生と言えないので。

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教える時と受ける時と、かなりの時間をDANCE WORKSで過ごされていると思いますが、卓先生にはDANCE WORKSというスタジオがどのように映っていますか?

DANCE WORKSのスタッフさんは、これだけのジャンル数がある中でも、皆さんクラス内容までちゃんと理解していて、近くで聞いていてもクリアに説明されてるなぁと感心します。 事務的なスタジオの方が多くて、当たり前のようだけどこれが出来てるスタジオってあまり見ないですね。 気になるクラスがあったらどんどん受付に聞いて、怖がらずにチャレンジしてみると良いと思います★

自分が納得するまでターンし続けたり、ポッピンやハウス等の他ジャンルもどんどん吸収して、自分のものにしていったり。

レッスンを受講するインストラクターはたくさんいるが、その中でもさらによく受けにきており、プロとして活躍している今を通過点としてとらえ、常に進化することに貪欲であり続ける。時間が出来たらレッスンに行く!!ということを意識的に継続している姿は、すべてのダンサーが見習うべき姿勢ではないだろうか。

レッスン情報

西川卓のレッスン情報はこちら:

DANCE WORKS
https://danceworks.jp/instructor/lesson/nishikawasuguru_36/

Rei Dance Collection
https://www.rei-dance.com/instructor/detail/?id=13

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date : 2018.07.15
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