Dancerと花がコラボレーション。個性を生かし花もダンサーも輝くその写真とは?
フローリスト筧奈鶴が代表を務めるPanié rustique。繰り広げる花達は華やかであってノスタルジックなような、暖かくもあり、心を踊らせる花がたくさんある。
花を愛したくさんの花と接し作ってきた彼女が近年行なっていたのが
Dancerとのコラボレーション。それぞれにテーマがあり、ダンサーたちが輝く作品となっている。
ダンサー×花:コラボ写真
▲ photographer T.
▲ photographer T.
▲ photographer Rena Inahara
▲ photographer TOMOKA shindo
なぜこのダンサーにオファーしたのか…?
Kosuke
花は可愛いイメージがあり、男性がもったり、着飾ったりという印象が女性よりも明らかに薄い気がする。でも男性にフィーチャーしても女性に負けないニュアンスや世界観が出せると思いコラボしたのがKosuke 。
ピンク色の可愛いイメージを様々な色を組み合わせることでイメージを変え、これは儚さをテーマにしたようだ。でも一瞬で消えそうで消えないようにインパクトを残すために大輪のバラを使っていたり、光沢感のある素材を使ってみたり、ブーケの形を決め過ぎず、アンバランスに作成。彼自身の人間性や感性、すごく繊細だけど力強い感じも花と一緒に演出した作品。
kosuke:KAT-TUN、郷ひろみ、DISH//、與真司郎、その他様々なアーティストのライブやTV、PV等バックダンサーを経験。舞台や公演、ブランドとのコラボレーション企画にも出演する。様々なスタイルを学び、ジャンルに囚われない表現を追求している。(https://danceworks.jp/instructor/profile/kosuke_134/)
Macoto
今までからちょっと枠を飛び越えた都会っぽい雰囲気で作品作りをチャレンジしたいなと思い、望んだ作品。テーマは『Tokyo』。謎めいたミステリアスな雰囲気と面白いことをしてくれそうな期待感、彼似合う花を作ってみたいなという興味心から声をかけたのがMacotoだったとのこと。
ちょうど夏前の撮影。様々な色の向日葵を使いブーケの形はスマートにし、かっこよさを演出。彼に似合ったアクセントの色にブルーをチョイス。撮影中も花を持ちながら踊るMacotoはまさしく彼の生活がダンスそのものであることを象徴しているようだ。
makoto:5歳からダンスを始め、数々のアーティストのPVバックダンサー出演、
またアジアを中心にworkshopを開催している。PV出演:GENERATIONS “F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS” /三浦大知“Be Myself”他。アメリカ サンディエゴにて行われたBODY ROCK Jr. 2014&2015にてRIEHATATOKYOとして2年連続2位に(https://danceworks.jp/instructor/profile/macoto_142/)
Ami
かっこいい女性像(青いブーケ)と可愛らしい女性像(ひまわりの大きなブーケ)を表現した作品。青いブーケはAmiのイメージカラー。普段あまり使わなかったかっこいい印象のお花を使ったり(グズマニアやオヤマボクチなど、メインのお花の菊は青く染まられた大輪のものを使用し、インパクトのある作品にしたそう。(TOP画像参照)
ひまわりの大きなブーケはとにかく色んな種類の向日葵をたくさん束ねて、腕の中でひまわり畑を表現。自分のスタイルに合うように草花もたくさん入れていて、草原から向日葵をたくさん摘んできて、もってみたありのままの姿を表現。
Ami:大人からキッズまで絶大な人気を誇り、目の離せない活躍を見せるフィメールダンサー。多岐に渡るダンスシーンで活躍。洗練されたボディコントロールから生まれるストップ、スタートの奔流から繰り出される音楽の視えるダンスは、オーディエンスに休む暇を与えない。UNITED BOOGIE in SINGAPOLE 「LOL CHICK」で出演 / mihimaru GTバックダンサー“MUSIC STATION”クリスマススペシャル / Matt Cabバックダンサーめざましテレビ 青山テルマバックダンサー/雑誌411 7月号 QUEEN OF SWAG で掲載 / AZU専属バックダンサー / 青山テルマMTV東北ツアー他(https://danceworks.jp/instructor/profile/ami_7/)
Miu Ide
彼女のアーティスト写真の撮影時に同行し出来上がった今回の写真。彼女の女性らしい曲線や体の使い方の素晴らしさをそのまま作品にしたそう。体のラインがでるスタイリングで、かつお花の繊細な感じも写真で撮ってもわかるように構成。
かすみ草をチュチュに見立てて、色味はフローリスト筧自身で染め、本来白色だったかすみ草がブラウンになる中で、白色は光に当てると色を飛ばし、故に光を放つ。写真を撮った時に光沢感が出るように見える感じで、色を調整してみましたとのこと。この作品は今月発売のフローリストという雑誌(3月号)にも掲載。
Miu Ide:3歳の時からバレエを始め、8歳の時にジャズダンス、ヒップホップ、体操を始める。高校ではコンテンポラリーダンスやモダンダンスなどと、様々なジャンルのトレーニングをする。15歳で初めてニューヨークへ行き、本場のダンスシーンを見て衝撃を受ける。16歳ではロサンジェルスにて、一ヶ月半ダンス留学をする。高校卒業後、カリフォルニアの大学にてダンスを学ぶために渡米、同時期ダンスチームPAC Modernにオーディションで加入。
2011年にニューヨークのBroadway Dance Center(BDC)にて一年間の留学プログラムに参加。Luam Keflezgy, Neil Schwartz, Jared Jenkins, Rhapsody James, Dana Foglia, Mishay Petronelli, Boyboi, Gigi Torres, Valentine Norton, などと様々なインストラクターのもとでトレーニングを行う。2014年春、Dana Foglia 留学生用トレーニング・プログラムのオーディションに合格、三ヶ月間の厳しく内容の濃いトレーニングをロサンジェルスのDanaの元で行った。(https://danceworks.jp/instructor/profile/miuide_75/)
協力いただいたダンサーが教えているダンススタジオはこちら↓
筧奈鶴よりメッセージ
もともと10代の頃からダンスを初めて、色んな方の作品に出させていただきましたが、20代に入り、花の世界に転身しました。色んな分野の花の仕事についたのち(小売り販売のお花屋さんやウェディング、葬儀や装飾メインのアトリエ)2014年から神楽坂にある『jardin nostalgique』に勤務しながら、今年1月より自身でもブランドを立ち上げました。6年前、フランスの田舎町を訪れた時にみた世界観に深く感動して、その世界観を忘れずに、どこか懐かしく洗練されたような素朴なスタイルを自分でもやっていきたいなと思い、『Panié rustique(パニエ ラスティック)』という屋号にしました。今後の活動としてはお花のご注文やスタイリングのご相談、ウェディング、フラワーレッスンなどの活動をしていく予定です。定期的に枠にとらわれない自己表現ということで、旬のお花を使って挑戦してみたい色合わせやスタイリングを作品撮りという形で行っています。作品撮りに協力してくださるphotographer,videographer,hairmake,stylistさんなど随時探しておりますので、ご興味がある方はご連絡ください。色んな方とセッションして、新しいartworkをこれからも作っていきたいです。2020年5月にはアーティストのTOMOKA shindoと写真と花の作品展を5月22日〜24日に行います。
Panié rustique
筧 奈鶴
東京都西東京市
mail:info@panierustique.com
https://www.panierustique.com
instgram : @panie_rustique