なるほど ザ・ダンス⑤ 舞台用語の「ばみり」って何?
イベントのリハーサルの時に、「今日は、”ばみり”をつけます〜!」とか「は〜い!ばみるからメモか携帯用意して〜!」と言われることもあるかと・・・!
そんな時にすぐ理解できるように!今日は「ばみり」についてご紹介!
「ばみり」とは
舞台上で人や椅子、マイクなどの位置を示す0番からスタートする番号のこと。
舞台上ではその数字の番号がシールで貼られていたり、劇場によっては色とりどりのランプで示されて数字が振っていなかったり様々です!
これによって、舞台にいる人の立位置や、道具をどこに置くのかをスムーズで正確に行うことができます。
「ばみり」の語源
お客さんが「見える場所」ということから「場(を)見る」といい、そこからの語源ではないかと言われているようです!
ダンス作品と「ばみり」の関係性
ダンス作品は人や物が移動しながらフォーメーションを何度も変えます。
位置関係がごちゃごちゃだと移動していたりポーズをとったりすることも綺麗に見えません。立ち位置を番号で決めることで、作品がより良いものになります!
「フォーメーションを覚える=ばみりを覚える」これは必須になってきます^^
「ばみり」の覚え方
ばみりとはどういうものか?という内容は理解しましたね!お次は実践編!
この画像のように、番号が0番から左右に振ってあります!
番号に関しては、0番〜4番までのコンパクトなステージだったり、0番から8番まである大きなステージだったり様々です。
そして、決まりとして覚えて欲しいことは、ばみりの間隔は【90cm】ということ!
自主練する際は、「90cmはこのくらいかな?」と目分量でばみりをつけて練習するよりも、しっかりメジャーで測って練習するとより本番に近い環境で練習できて、本番のパフォーマンス力が高まることでしょう!
イベントを見に行った時に舞台の上を確認するのもよし!
レッスンに行った時にスタジオの鏡の前に置いてある数字をみるのもよし!
覚えておいて損はなし!リハーサルの時にきっと役立つでしょう♪