『DAIFUKU』Vol.3 Mixture が大盛況の中終演!!
新感覚の刺激溢れるバレエ舞台『DAIFUKU』
2018年3月3、4日にTHE HALL YOKOHAMAで、バレエダンサー大和雅美と福田圭吾による新感覚ライブバレエエンターテインメント『DAIFUKU』Vol.3 Mixtureの公演が開催され、大盛況の中幕を閉じた。
日本のバレエ団の垣根を超えて集まったトップダンサー、素晴らしい三名のミュージシャン、そしてバレエダンサーたちによって作られた“Mixture”という舞台。まさしく、他では見られない刺激溢れる舞台となった!
公演は、お客様との距離が近くダンサーの息遣いや細やかな表情、ジャンプすればその振動すら伝わる空間“THE HALL YOKOHAMA”で行われ、演者達のエネルギーはダイレクトにお客様へと届けられた。
更に、音楽はミュージシャンによる生演奏! しかも、ミュージシャンもダンサーと同じ舞台上に乗り、彼らが演奏する姿、それぞれの楽器が奏でる色彩豊かな音を、目でも耳でも楽しむことができた。ダンサーと共に観客を巻き込むその音のダイナミズムは、存分に観客を魅了したに違いない!
ダイレクトに伝わるエネルギー。そのエネルギーの中に身を浸し、味わうダンスと音楽。
他にはないこの舞台は、演者と客席の垣根がない“THE HALL YOKOHAMA”だからこそ、そして新たなバレエエンターテインメントを作り上げていく『DAIFUKU』だからこそ生まれた醍醐味であり、魅力だ。
音楽性溢れる、洗練された心弾むバレエナンバーと、バッハ、ラヴェル、ストラヴィンスキー、ガーシュウィンというコンポーサーの名曲が組み合わされ、いわゆるバレエ作品とはひと味違う、大人がジャズ音楽でも聴きに行くかのように気軽にバレエを見て、感じて、楽しめる。それでいてハイセンスな内容。
かといってお高く止まる訳でもなく、遊び心とアドリブたっぷりのミュージシャンたちの演奏も、一層観客を引き込み、一緒に思わず手拍子をしてしまう。そんな温かな空間で巻き起こる音楽とダンサーたちの競演を、その場にいる全員が共に楽しみ味わい尽くすかのように、あっという間に時間が過ぎ去った。
自然とそんな想いが胸に浮かぶ、誰もが純粋に楽しめた舞台だったのではないだろうか。
常に新しい表現に挑戦し、バレエをもっと自由に、身近なものとして楽しむことを目指して進化をし続けている『DAIFUKU』。今年の11月には早くもVol.4として、Vol.1で上演した360°全方向型バレエ「360°Nutcracker」を、同じTHE HALL YOKOHAMAで新曲も加えバージョンアップしての開催が決定している。
Vol.4に出演するダンサーのオーディションも行われ、ますます進化した『DAIFUKU』の姿が見られそうだ!
『DAIFUKU』Vol.3 Mixture オフィシャルページはこちら
『DAIFUKU』Vol.4 360°Nutcracker オーディション特集記事はこちら
魅力溢れる “Mixture”舞台写真を特別公開!!
photo:松橋晶子(Shoko Matsuhashi)
『DAIFUKU』演出・振付
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