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スペシャル対談が実現!! 「懺美歌」演出Seishiro×ゲストダンサー原田薫・矢野祐子!!

いよいよ本番一ヶ月を切った、今最も注目を集めるダンサー/振付家であるSeishiroがディレクターを務める公演「懺渼歌(サンビカ)」。
今回、その演出を手掛けるSeishiroとゲストダンサーの原田薫、矢野祐子にこの公演の成り立ちから意気込みまでを語っていただきました。

作品動画も紹介! 抜群のセンスと振付力で絶大の人気を誇るダンサーSeishiroに注目!
この才能を見逃すな!!この秋絶対観るべき舞台!! Seishiroプロデュース『懺渼歌-SANBIKA-』 チケット販売もスタート!!


ー Seishiroさんにお伺いします。この公演をやろうと思ったきっかけを教えてください。

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Seishiro きっかけね~。自主公演は本当に前からずっとやりたかったことだったんです。本当は、Legend(※1)を獲った次の年には自主公演をしようって思っていたんですけど、全然タイミングが合わなくて…。
「自分のやりたいこともまだまだいっぱいあるし!」と思っていたのですが、たまたま「懺渼歌(サンビカ)」のスタッフさんと話をした時に、「9月に良い場所が空いているからやりませんか?」というお話をいただいて決意をしました。

(※1)日本最大のダンス・エンターテインメント作品コンテスト。Seishiroは2015年に歴代最年少での優勝、過去最多5つの賞を受賞している

スタッフ タイミングですね!!

Seishiro そうですね。実は、意外に自分が本当にやりたいことって、いつも後回しにしちゃうことが多いんです。というよりも、いろいろお仕事が入ってくることによって、自分も新しい仕事だから優先したいし…といった感じで。
でも、やりたいことってずっと変わらないから後回し後回しになってきて。結果、「いつやるんだ?」ってなった時に、「今しかないじゃん。今でしょ!!笑」 みたいな。

一同 笑!!

Seishiro でも初めは、いざ本当にやりたいことをやれるって環境になった瞬間、何をやればいいのかわからなかったんですよ。それがわかるまですごく時間がかかりましたね。
「得意な分野で…」みたいなお話の枠組みがあったので、例えば和物なら和で完全にやるとか、ちょっと神々しいものにするならそちらにも固められるし。でも、じゃあ私が求められているのものって何なんだろうって…。
初めはやっぱりお客さん目線で考えて脚本とかすごい練っていたんですけど、「いや、これじゃちょっと今の自分らしくない」と思い直して、“今の自分ができることをどれだけ詰め込めるか”といういう感じで決めました。

ー 今回のキャスティングはどのように考えられたんですか?

Seishiro 矢野さんには、前々から伝えてあったんです。「公演をやるから」っていう話をちょうどしていて、矢野さんは絶対に最初に誘うって決めていました。それは、もう絶対的なビジョンとして自分の中にあったので!

楽曲提供をお願いしたタテさんに関しては、昔タテさんの曲で作品で作ったことがあるくらい、もともとすごく好きだったんですね。
作品を作ったことによってタテさん本人にそれを見ていただけて、ちょうどいいタイミングでタテさんが私の動画にコメントをして下さったことがきっかけで連絡をとるようになって。私がライブに初めて伺って、そこから今回のお話が繋がったので、タテさんに関してもすごいタイミングでした。
あの方すごいんですよ! 本当に言霊だったり、松任谷由実さんくらい言葉にすごく情景を持っている方なので。歌う時の表情とか、表現力にもすごく衝撃を受けました。それは本当にダンスではなくとも、表現者として通ずるものは絶対あるからそこが上手くリンクすればいいかなと思って。これは、完全に私の一緒にやりたい人ということでお誘いしました。

そして、薫さんに関しては、めちゃめちゃ迷いました。こんな言葉をかけるのが怖いくらい、本当に(笑)。
スタッフさん達とお話してた時に「薫さん誘いたいんだよね」って言ったら、「えー、誘おうよー」みたいなテンションになりまして! 私が「出て下さい」って言うのは、27歳の小物が何言ってんだと思われないかってすごい心配だったんですけど。きっと、薫さんはそんなことは思わない方だとは思ってたんですけど(笑) 、それはそれはすごく緊張して…。で、デニーズでしたっけ?」

スタッフ 違います! ジョナサンです!!

Seishiro で、ジョナサンに私は挑みに行きました。運命のジョナサン!!!!

一同 笑!!

スタッフ すっごく緊張してましたね!

Seishiro 緊張しましたね。本当は、その前日に矢野さんに会っていたんですね。そこで矢野さんに相談をしようと思っていたんですけど、でもこれは私の問題だから、出るっていうのが決まった段階で報告をしたいと思ったんです。だから、相談するのはやめて挑みました。まあ、つまり私のドリームマッチですね!(笑)

「本当に誘いたい!!!」って思う人って、制限がなかったらバンバンゲストとして入れることもできるじゃないですか!?  でも、私はこのお三方しか思いつかなかったんですよ。
あとはやっぱり「
この世界ではその人を活かしきれない!」とか人によってはあると思うんですが、私は絶対的な自信があったので、お声をかけさせていただきました。

ー では、薫さんと矢野さんにお伺いします。オファーを受けてから引き受けるまでのお気持ちを、是非聞かせてください。

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矢野祐子 もともと自主公演をやりたいっていうのは聞いていたので、いざ決定して「じゃあ出てくれますか?」って言われて、もう一つ返事で「絶対出たい」って言って。迷いはそこに全くなかったですね。公演をやりたいと聞いていた時点から、「せいちゃんだったら、絶対いいのができるんだろうな」っていう『絵』はあったので。

でも、そこから内容は後々にっていうことだったので、いろいろ決まってせいちゃんから「主演になります!!」って電話で言われた時には、「あれ? なんかいろいろ変わってる!?」って(笑)。

スタッフ そうですよね。まさかの主役っていうお話じゃなかったんですもんね。

矢野祐子 その時いろいろ忙しくて、一瞬怯んだんですよ(笑)。「あ、ちょっと…」って思って。でもその次に「薫さんが出てくれることになりました!」っていうのを聞いて、さらにストーリーを知って、絶対にやりたい!! それならば私は賭けたいと思って。

“主役”ってパッと聞いた段階では、「わ、ちょっと…?」って怯んでしまったというか、主演となると賭けるものが違うわけじゃないでんすけど、自分的には変わってくるものはやっぱり大きいので。でも、その後にストーリーも薫さんも出演されるのを聞いて「絶対やります」って。それならば…という感じだったので、迷ったのは数分です(笑)。

Seishiro それを言った瞬間、「おっと~~~~~」みたいな(笑)。

矢野祐子 思っていたビジョンっていうか、私が引き受けた時点で勝手に想像していた世界とは変わっていたので。

Seishiro その少し前に話していたんですよね。「自主公演できっと多分ネタとかも作れるから、またワークショップもできるし、薫さんに見てもらいたいね」みたいな。

矢野祐子 そう、それぐらいの感覚で(笑)。それぐらいという訳じゃないけど、私も2人で何か一個ネタを作るぐらいなイメージでいたから。

Seishiro でも実は、その時に私は心の中で「薫さんを誘うけどねー」って思っていました(笑)。

矢野祐子 全然知らないから! 薫さんが出ることになった時には「まじかっ」て思って。

Seishiro そうなんですよ。ふふふ。

スタッフ 矢野さんはそれはそれは驚いたことと思います(笑)。そうしましたら、次に薫さんお願いします!!

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原田薫 私は最初「公演のことでお話があります」っていう連絡をもらって、絶対に振り付けだと思っていたんです。で行ったら、まさかの出演のオファーだったからびっくりしました。

Seishiro 本当にびっくりしてましたもんね!!

原田薫 うん。「まさか出演!?」と思って。でも出演っていう驚きと同時に、すごく嬉しかったですね。今いろいろやらせてもらっていますが、なかなかダンス公演というかダンスで舞台に立つということが少なくなってきているので、そういう意味ではもうすごく嬉しくて。
聞いた時には、せいちゃんが作る作品だし、せいちゃんには何故だか絶対的な信頼があったので、そこに迷いはなかったです。
だから、一旦スケジュールを確認してっていうことですぐにはお返事できなかったんですが、自分の中では「お願いします!」っていう感じでした。

スタッフ 薫さん、ありがとうございます!
では、次にSeishiroさんにお伺いします。今回のオーディションで選ばれた15名のキャストについて、是非聞かせてください。オーディションからリハーサルを経て、彼女たちの存在をどのように感じていますか?

Seishiro うーーーーーん、難しいな。難しくない? 私への質問(笑)。

一同 笑!!

Seishiro キャストは生徒でもあり、公演を作るにあたってのパートナーだと思っています。一番瞬時に理解をしなきゃいけない存在だし、実際にゲストさんよりも一番長くいるのはキャストで、ずっと一緒に「あーでもない、こーでもない」と共に作り上げてくれるメンバーですね。その子達が動いて出来上がるものがやっぱり多いので。
私は、一つの舞台において演者と演出家の信頼関係は絶対だと思っています。私も演者に対しては、絶対に説明を一つずつ何でこうなったのかを説明をするようにしていますし、
逆に演者からも今の気持ちとかも聞きながら、一緒に作り上げていっている気持ちでキャストたちとは過ごしています。いいメンバーですね。

このオーディションで選ばれたメンバーの中には新しい子もいるんですね。今まで、本当に自分の創るものを表現できるのはずっと直々についてきてくれている子だけだなっていうのがあったんですけど、今回外部から2名を新たに迎え入れて、また新しい表現が生まれたような気がします。

スタッフ Seishiroさん、ありがとうございます!

ー 薫さんと矢野さんにお伺いします。Seishiroというダンサーはお二人からみてどんな人ですか?

Seishiro やだー! こわーい!!

スタッフ 矢野さんからお願いします!

矢野祐子 えー、どういう人ですか…。一緒に遊ぶことも多いんですけど、なんていうのかな。愛らしくて、でもすごく才能を感じてます。人間味もあるし、友人で、でもすごく尊敬できる。

Seishiro えええ!!嬉しい。

スタッフ もともとの出会いはいつですか?

Seishiro 発表会ですよね。すぐに仲良くなりましたね。それからすぐ遊ぶようになった気がする。

スタッフ 友達であり、尊敬できる仲間でもありという感じですね。

原田薫 私は、せいちゃんをダンサーとしては、よくまあ素晴らしい動きをあれだけしなやかに、しかもあれだけ早い動きをって…。こ、これは?(出てきた料理を見て、急に質問する薫さん)」

Seishiro これ、酢豚です。これ対談内容に書いておいて下さい(笑)。

原田薫 笑! なんかあの、まだ付き合いとしては全然短いし、なんなら去年のイベントでお話しし出したくらいで…。

スタッフ え、それが初めてですか??

原田薫 ASTERISKで初めて会ったけど、その時はまだそんなにお話することはなくて…。
せいちゃんは
よく“品”という言葉を使うように、話し方もそうだし、丁寧ですごく品を感じるというか。せいちゃんの生き方とか作品の作り方とか、今回のリハを通してもそうだし、すごく丁寧に行う人なんだなぁと思って。
わたしは大好きです!!

Seishiro ありがとうございます。嬉しい!
でも、私よく思うんですよ。品とか、そういうものって結局は憧れから出る言葉なんですよね。
私は、何で美しい人に憧れているんですかね(笑)? 
多分、そうなりたいものに人は近づくと思うんですよ、自然と。だから、“品”とか多分無駄に言ってるんでしょうね、無駄に(笑)。

スタッフ でも本当に品がいいよね、せいちゃんは。乱れたところ見たことがない!

ー Seishiroさん、最後に二つ質問をさせて下さい。まずは、今回の公演の見所を是非教えてください!

Seishiro 見所ですか? いっぱいあるんですけど、今回の私のテーマは、“一つの嫉妬から生まれるもの”なんです。そこまでして手に入れたかったもの、そこに無我夢中で縋りつくものっていうのは、ダンサー・主婦・サラリーマン、誰にでも経験があると思うので、老若男女にきっと共感をいただけるものになるんじゃないかなと思っています。

あとはダークな部分と明るい部分っていうはっきりしている世界が好きなんですが、その二つが交わって相反することをしている時が一番ぞっとする瞬間ですね。
それは、多分自分の心のどこかにリンクする場所があるからだと思います。全員がぐっとこななくても、きっとさまざまなシーンごとに、一人一人の心の中に何か届くものがあるんじゃないかなと思っているので、そういうところはぜひ楽しみにして欲しいと思っています。
あとは本当に、ダンサーは鬼のように頑張っていますので! 是非とも是非とも!!…って、これ動画じゃないんですよね(笑)?

一同 笑!!

Seishiro やっぱり私の作品を観に来て下さるお客様は、作品力やそういったものをきっと楽しみにして来て下さると思うので、そこは絶対に手を抜かずに作っています! どのシーンも全部見どころです! 
あとはゲストの方のシーンは、全部ぶったまげる作品だと思いますので、是非そこを…。「あの人がこんなんなるー!」みたいな(笑)
ちょっと予想を裏切る感じですかね? 
でも、裏切りをお客様が楽しんでくれるんじゃないかな?と思っています。いろんな見どころがあると思います。とにかく見どころだらけです!!


ー 最後にみなさんにお尋ねします! この公演にかける意気込みをお聞かせください。

原田薫 さっきも言いましたけど、私色々やらせてもらってますが、“踊り”ってなるとやっぱり血が騒ぐんですよね! 人の振り付けを踊らせてもらうこともそんなにないので、せいちゃんのありえない速さの踊りを必死に踊って、体が痛い痛いって悲鳴をあげている感じも「これこれ!!!」みたいな。なんかそれが、すごくたまらなく自分では欲していることでもあり、すごく楽しくて。
だからやっぱり、せいちゃんのイメージ通りというよりは、もっとせいちゃんの創作意欲が湧いてくるようなものを提供していかないといけないんだな、と思っています。せいちゃんはすごくわかりやすいから、『あ、違うな』と思ったときは絶対に「YES」って言わないし、いいものが出た時はすごく喜んでくれる。

自分も作る側としてすごく気持ちがわかるのは、自分が想像していたものがバンッと絵になって、それが尚且つもっとすばらしくなっていたりすると、自分自身もすごくノってさらにいいものができたりすることがあるから、今回はそれを自分が出せるように…。というか、もっともっと力になりたいなって思います。

Seishiro ありがとうございます。初回のリハで創作意欲沸きました(笑)。

スタッフ では、次に矢野さんお願いします。

矢野祐子 自分の1つの目標に、ソロ公演があったんですよ。ソロで踊りたいっていうのがあって、どこかで絶対やりたいなって思っていたんですけど。初めて演出をした時に、演出をしながら演者として出ることは、私は結構苦手だなというか、ちょっとできないなと思っちゃったんです。自分が全部を見ながら、演者として全てをやるというのは難しいな…と。
そう思っていた時に、ちょうどせいちゃんから話がきて。悩んだんですけど、でも引き受けた時には自分が思い描いていたことだったなと思って。せいちゃんの演出で、その作品の中で自分が生きるっていうことが…。こんなタイミングでこんな機会をもらえて、自分がしたかったことをせいちゃんの世界で生きられるなんてすごい幸せだなと思いました。だから、せいちゃんの公演なんですけど、自分も命をかけるじゃないけどそこに全てを注いでいけます。1つの夢じゃないけど…夢って言うとすごく軽く感じてしまうんですけど、でも
すごくやりたかったことの一つが、こんなタイミングでくるんだなと思って。だから、本当にやる気です!(笑)

スタッフ いろいろなところでタイミングが合ったんですね。最初から聞いてると、全部タイミングがぴったり合ったっていうのがすごく運命的ですね。

Seishiro そうなんですよ。そのタイミングがいろいろちょっとありすぎて、背負うものが多すぎるんですよね。あ、それはすごくいい意味でですよ! そういうお話を聞くと、またさらに背中をすごく押されるんですよ。
私は、今まで通り「懺渼歌(サンビカ)」に心血を注いでいくんですけれど、やっぱり楽しみにして下さっている方たちに応えたいです。それは演者の方もそうだし、お客さんのためにもだし、あとはやっぱり私はいつも言っているんですけど、チケット代以上のものを絶対にお客様には見せたいっていうのがありますので。今回は演出に徹底し、頑張ります。があああんばりますっっ!!

一同 笑!!

Seishiro いや、でも本当に、背中を押してもらっています。先日の自分の誕生日でもそうだったんですが、もうやられちゃいましたね。「あ、こんなにも素敵な方達がいてくれて、もっとしっかりこれに応えなければいけない、これで恩返しをしなければいけない」って思いました。8月14日のことです!

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スタッフ Seishiroさん、矢野さん、薫さん。本日はありがとうございました!! 「懺渼歌(サンビカ)」楽しみにしています!


Seishiroが初めてディレクターを務め、矢野祐子・原田薫という豪華ゲストダンサー出演によって、さらに期待が高まる「懺渼歌(サンビカ)」。
出演者をはじめ、この作品に携わる全ての人が並々ならぬ想いを注ぎ、
本当に素晴らしい作品が生まれようとしています。きっと歴史に名を残すだろうこの作品を、ぜひご覧ください!

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